アトラス心クリニック
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精神科・心療内科の診察Q&A
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■精神科とはどんなところですか?最近ドラマとかよく出てきますが。
A: 以前は暗いイメージの診療科でしたが、最近では色々なメディアにも取り上げられるようになり、気軽に相談にこられるようになりました。不眠、やる気がなく気分が沈む、食欲がない、イライラして過食してしまう、周りの視線が気になる、人間関係がうまくいかない等等、みなさんの症状は様々です。精神科医は患者様一人一人にあった治療法を考え、お話を伺うだけの場合もありますし、お薬の必要な方はその調整をしながら、通院の継続をお薦めしています。
■初めて精神科を受診するのですが?
A: 最初は電話でご予約ください。当院では初診のかたには1時間程度のお時間を頂いております。再診のかたがいらっしゃるとお待たせてしてしまいますので、お願いいたします。紹介状をお持ちの方は必ずご持参ください。診察の最初には、今一番困っていること、いつごろからか、そのきっかけとなったこと等を伺います。今までの生活歴やご家族のこと会社でのご様子も伺いますが、プライバシーにさし障りない範囲内でお答えください。また、診察の前に簡単なアンケートと質問票に記入をお願いしています。
口頭で伝えることが難しければ、メモに書いてきて頂いても結構です。体調が辛い場合はご家族等と一緒の受診も可能です。
TEL 03-5773-5571
■精神科と心療内科との違いは何ですか?
A: 日本では精神病に対する偏見がいまだ強く、「精神科」の表示ではみなさんが受診に抵抗感を感じられることがあるため、「心療内科」というご案内を出している場合があります。「心療内科」は本来内科の一つであり、喘息やアトピー性皮膚炎、過敏性大腸炎など、身体の症状が前面に現れておりその病気の内科的治療も必要ですが、その背景に精神的な問題がある患者様を拝見しています。が、基本的には内容は精神科と同じとご理解ください。当院では内科専門医が併診しておりますので、詳しい検査も可能ですのでご相談ください。
■精神科の治療はどういうことをするのですか?
A: 入院と外来通院では内容が多少異なりますが、外来通院についていくつかお示しします。
現在の精神科の治療は薬物療法が中心となります。殆どの患者様は今一番困っている症状に対して、少量のお薬が処方されることが多いと思います。それは毎日飲む場合もありますし、調子の悪い時だけ飲んで頂くこともあります。
お薬の処方は医師によって様々ですが、はじめは最低量から開始し症状に応じて必要であれば増量していくという方針が一般的です。当院では漢方の併用も積極的に取り入れています。
精神療法は古来から色々取り入れられていますが、日本の医療の現場では外来で患者様と医師の人間的な接触が「精神療法」と考えていただいていいと思います。
行動療法は薬物療法と組み合わせることで効果をあげることができます。対人関係療法・認知行動療法はまだ日本では立ち遅れていますが、今後この分野のエキスパートが臨床の場で活躍するようになると、精神科治療も飛躍的な進歩がみられるのではないでしょうか。
■精神科のお薬にはどのようなものがありますか?
A: だいたい4種類ぐらいに分類され、それを適宜組み合わせて処方いたします。メジャートランキライザー・マイナートランキライザー・抗うつ薬・抗てんかん薬(気分調整薬)です。
メジャトランキライザーは抗精神病薬と称されるもので、幻覚・妄想といった特異な精神症状を抑制するものですが、躁状態や不眠にも用いられます。1952年に発見されたものは、効果も強力ですが、副作用も強く長く患者様を苦しめてきたものあります。1996年に新薬が認証されてからは副作用も軽減し現在で治療の中心となっています。
マイナートランキライザーは抗不安薬とも称され、不安やイライラ感などに広く使われています。睡眠薬としても広く内科の先生からも処方されています。
抗うつ薬は抑うつ状態に対して処方します。古典的なお薬(三環系・四環系と称されるもの)に対して最近ではSSRI・SNRI・NaSSAなど副作用の少ないものが次々と開発されています。副作用が少なくなったことで患者様が途中で薬をやめてしまう割合が減ることが治療の大事な目的です。ただ、いずれも効果の出現に1〜2週間かかることが欠点かもしれません。
抗てんかん薬は、元来てんかんの発作を抑える目的のお薬ですが、精神科外来では気分の波を落ち着ける目的でも頻用されています。
どういう目的のお薬かをきちんと医師に尋ね(本来は医師がきちんと最初に説明しますが!)勝手に量を調整したり、やめたりしないようになさってください。ただお薬には副作用がつきものですので、つらい場合はご相談ください。飲み始めの5〜7日間に消化器症状や、眠気、便秘が出現することがありますが、一時的な場合がほとんどです。
■精神科のお薬を服用すると認知症になりやすいですか?
A: 答えはNOです。精神科の薬を飲むと認知症になりやすいとか廃人になってしまうといった偏見をもたれており、「気合で治せ!」と言われる方がおられるようですが、そのようなことは決してありません。ただ、非常に精神症状が急性でご自身に身の危険が及ぶような状態(強い自殺願望など)がある場合は急速に薬の濃度を上げる必要があるため、患者様がぼーっとして反応が鈍くなるような状態になります。これは鎮静作用が前面に出ているためである意味では患者様を危険な状態から守っていると考えてください。このようなケースは往々にして入院加療となる場合が殆どですが。
外来で処方しているお薬は病状が良くなれば必ず減っていきます。内科では高血圧や糖尿病のお薬は何年も飲んでくださるのですが(それも沢山!)、精神科のお薬はどうも早くやめなくてはと思われるのかもしれませんね。風邪や胃炎のように1週間で良くなるものではありませんが、必ずよくなっていくので服薬の継続をお薦めしています。
■精神科のお薬は依存性が強いですか?
A: 薬物依存とは厳密にいうと「身体的依存」と「精神的依存」の2つがあります。「身体的依存」とはある薬物に対して常にその薬が体内にないとどうしようもなくなり、薬物の効果が切れると強い離脱症状が出現し、手の震えや幻覚など社会生活が送れなくなるような状態です。多くのケースにアルコール依存症がかくれていることもあります。ここまでくると専門病院での入院加療が必要となってきます。またこのような薬の乱用をする方こそが、認知症や廃人となっていくことを忘れないでください。かつてどこかの医師がリタリン(中枢興奮薬)を大量に処方し問題になり、現在では処方はできなくなりました。こうなると医療行為ではなく犯罪となってしまいますね。
「精神依存」はここまではいきませんが、お薬がきれると不安定になってしまうため薬をやめることができません。ただこういうことが生じる背景には自分で勝手に量を増やしたり、多数の医療機関で多剤を処方され、自分で組み合わせて飲んだりといった危険行為が潜んでいるようです。
■身体の症状なのに精神科受診をすすめられたのですが?
A: 身体の症状で内科、整形外科、脳外科、眼科、耳鼻科、等等色々受診した結果、最終的に「精神科を受診してください」といったケースは総合病院ではよくあることです。患者様が体調の不快を感じる背景にはいくつかの要因があります。
検査で見つかる病気が何も存在しなくても、精神的な要因だけで痛みなどの不快感を感じることはあります。しかしその精神面の何らかの問題を内省することは辛く、難しいことです。そのため、「異常値」を求めて多数の医療機関を受診されているかたもおられます。精神科医は患者様の症状に耳を傾け、疑うことなく「病気」として寄り添っていくことができます。少量のお薬が効果があることもありますし、時間がかかることもありますが、躊躇わずに受診していただけたらと思います。
■精神科に入院するってどういうことですか?
A: 精神科の入院は患者様の人権の観点から法律によって守られ規制されています。大きく分けて任意入院(ご本人の意思のもと同意をいただいて成立する)と医療保護入院(ご本人に入院の同意を求められない場合保護者のかたに同意を得て成立する)の二つがあります。精神科の入院というと「強制入院」といった印象が強いかもしれませんが、そのような入院は精神科救急を取り扱っている精神病院がほとんどで、現在では「任意入院」が入院治療の中心をなりつつあります。また開放病棟の場合は患者様の行動は主治医との面談で基本的には他の病棟と同じように自由になっています。ことにうつ病の場合、例えば会社を休んでも自宅では家人がいたり電話が鳴ったりと、本当の静養にならない場合も多々あります。また主婦の場合うつ病で辛くて動けなくても、自宅ではゆっくり休めないことは明らかですね。このようなケースでは「静養目的の入院」という形態も存在します。また、入院により短期間である程度の薬物調整ができるので沢山のお薬をなんとかしたい、というかたが「薬物調整目的の入院」ということもあります。一応入院期間は3カ月を目途にしておりますが、静養目的の方は3週間程度という場合もあります。かといって3〜4日程度という入院は主治医との信頼関係が成立できないのでお薦めはできません。
当院では地域連携により入院のご紹介も可能ですのでご相談ください。
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