アトラス心クリニック
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漢方薬

漢方医学とは中国で発祥し、日本に伝えられたのちに日本で独自に発展した医学です。特に江戸時代には日本の漢方医学は顕著な発展をとげ、診療体も整い、中国の生薬医学とは一線を画するものとして確立されました。では一方中国ではどうかというと、文化大革命を機に中医学は一新され、漢方はそれほど使われてはおらず、90%が西洋医学に傾倒しています。そのような歴史のなかで日本における漢方医学は、西洋医学の足りない面を補充するものとして新しく位置づけられてきています。

漢方医学的診断というと、西洋医学の最新の画像診断や、遺伝子診断にもとづくものではなくあたかも名人芸的な印象をもたれるかもしれませんが、現在では教育的理念にもとづき、より一般的に確実になるように診断方法が確立されつつあります。患者様を診ること(視診)聴くこと(聴診)質問すこと(問診)触れること(脈診・腹診)が4つの基本となっています。こうして並べてみると、古来よりどの医師も行ってきた診療行為ではないでしょうか。まさに診立て(みたて)とはここに語源があるのかもしれません。

昨年の政府の仕分け事業で「漢方は薬局で売っているのだから、保険診療からはずすべきだ」といった発言があり、物議をかもしだしたことがあったことをご記憶のかたもいらっしゃるかもしれません。薬局で販売している漢方の効能に、便秘、更年期障害、不眠、胃腸障害などの記載がありますが、便秘の症状をひとつとっても先ほどの診断方法から診ていくと、処方が全く正反対のもになることもめずらしくありません。

2006年4月からは癌研有明病院の総合内科に「漢方サポート外来」が新設されるなど、東洋4000年の英知の中の情報が、最先端の癌治療、緩和医療の現場でも生かされています。漢方がますます患者様にとって親しみやすいものであるように、診療の中でとりあげてまいりたいと思っています。しかし、漢方だから副作用がないのかというと、そういうことは決してありません。あくまでも患者様の薬の飲み心地や、体調の変化を伺いながら、エネルギーを補っていく医療を考えてまいります。

ちょっと話がそれますが、ある有名なお寿司屋さんのご主人が、すしネタの材料の仕込みのことを、「魚の手当てで全てが決まります」と話しておられました。「手当て」という日本語の美しさに感銘を受けたことを思い出しました。

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